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学生納付特例

[ 労務関連用語 ] 2020年2月05日

日本国内に居住する20歳以上のすべての人は保険料の納付が義務になっています。ですが、学生の場合は申請を行えば納付期限が延長となります。それが、学生納付特例制度と呼ばれる制度です。

対象となるのは前年所得が、基準以下の学生です。なお基準となる前年所得の目安は、「118万円+扶養親族等の数×38万円」で計算した額となります。
 この制度を利用した場合のメリットは2つ。まずひとつは老齢基礎年金を受け取る為に必要な期間にカウントがされる点。そして労働災害以外が原因の病気や怪我で障害が残った場合、障害基礎年金を受け取れるようになる点。未納状態が続いてしまうと、実際に怪我や疾病を患った際に、障害基礎年金を受け取ることができない可能性があります。
 申請書は市役所(又は区役所・町役場)の国民年金窓口や年金事務所、日本年金機構HPで入手可能です。

※このページは2020年2月05日時点の情報を元に執筆されています。最新の情報とは異なる場合もございますので、あらかじめご了承ください。

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