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[ 社会保険関連のお仕事 ] 2023年11月29日
賞与が支払われた時、毎月の給料と同じように社会保険料が控除されます。
従業員の社会保険料の計算では、まず税引き前の賞与総額から1000円未満を切り捨てた「標準賞与額」を設定します。これには上限金額が定められています。
・健康保険料…標準賞与額に、都道府県別に定められている保険料率をかけます。標準賞与額の上限は573万円(4/1~3/31までの年度の累計額)です。
・介護保険料…40歳~64歳までの従業員が負担します。標準賞与額に料率9.1/1000(令和5年)をかけます。料率は毎年変動します。上限は健康保険料と同じです。
・厚生年金保険料…標準賞与額に料率91.5/1000をかけます。標準賞与額の上限は1ヶ月あたり150万円です。
・雇用保険料…賞与総額に定められた雇用保険料率をかけます。
また、賞与を支払った時は、賞与支払日から5日以内に日本年金機構に賞与支払届を提出する必要があります。社労士は、このような書類の手続きなども行っています。
※このページは2023年11月29日時点の情報を元に執筆されています。最新の情報とは異なる場合もございますので、あらかじめご了承ください。
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